種から全てを
私たちが作る食べ物は、自分たちができることは自分たちで全部するようにしています。
それは加工場で食品を作るだけではなく、その材料となる野菜もできるものは全部作ることを目指しています。
最初の最初、土を作り、種を蒔くところから始まります。
あるべき形は家庭菜園
野菜をたくさん作ろうと思った時、効率的に規格に合うものを作ろうと思えば化学肥料や農薬を使うことは必要なことかもしれません。
しかし、家庭菜園で作られる野菜ではそれらを使うことは少ないです。それは自分や自分の大切な人たちが食べるから。私たちが作る野菜もまず自分たちや家族などが食べます。なので自分たちが大丈夫と思うものしか野菜作りに使いません。たくさんは作れなくなるかもしれないけど、農薬や化学肥料、家畜ふん肥料は使わず、土に入れて使うものはルーツのわかるものを使います。
安心と使いやすさを
我が家では子供が出来るタイミングは食べ物を見直す良い機会でした。改めてみると世の中にたくさんある食べ物には合成着色料、保存料などのよくわからない添加物が思いのほかたくさん使われていました。
でもどれが大丈夫でどれがダメかは調べるのも大変なので、自分たちが作ったものやこれは大丈夫と思うものだけで食品作りをすることにしました。
そうやって自分たちが作ったものは、同じように食べ物を見直す機会を迎えた人たちの役に立つ食べ物になると思い、作っています。
自分たちの思いを形にした結果、できた野菜や加工品は無農薬、無化学肥料、無添加なものになりました。
その結果、第3者の方に検査してもらう有機JASというオーガニック食品の認証がとれるレベルになったので、安心してつかってもらいやすいように有機農産物と有機加工食品の両カテゴリーで認証取得もしています。
安心感はあってもみんながおいしく食べれないと本末転倒になってしまうので、野菜がメインの材料だけど子供が食べやすい味や見た目になるように仕上げて、日々食べれて体にも優しい食品になればいいなと思い作っています。