ふるさとスパイス

2つのふるさとから、あなたのもとへ。

ふるさとスパイスとは

国産オーガニックスパイス&ハーブとネパール産の本格スパイスのコラボブランドです。
鳥取・大山のオーガニック農家「大山スマイルファーム」の小林さんとネパール出身・大山在住のビノトさんの「ふるさとを思う気持ち」から生まれました。

ふるさとスパイスができるまで

出身も業種もちがうけれど、思いは同じ。
二人の出会いが生んだプロジェクト。

新しい「ふるさとの味」を生み出したい。

大山スマイルファーム代表 小林 直哉

小林さんのふるさと、鳥取県大山町は、中国地方最高峰の大山(だいせん)と、山のミネラルがたっぷり流れ込んだ日本海の両方を擁する、自然のめぐみたっぷりの場所。そんな場所で農業を営む小林さんが、新たに挑戦したのがスパイスの栽培でした。

さまざまな新しい野菜やハーブなどを育てて、ジャムなどの加工食品も作ってきた小林さん、今度は美味しいカレーを新しい名産物にすべく、スパイスを作ろう! と思い立ちました。

スパイス栽培は難航…

しかし、スパイス栽培は思った以上に難航。

ターメリックやマスタードシードなど、成功例もありましたが、暑さを嫌うクミンの生育はうまくいかず、木から採取するシナモンやカルダモンなどは採取まで時間がかかる…。

カレーに必要なスパイスを揃えるのは、ひとりの力だと難しい。

そこで、大山に来て知り合って以来、一緒に何かしたいと思っていたビノトさんに声をかけることにしました。

一方、ネパール・ヒマラヤがふるさとのビノトさんは、日本人のパートナーとネパールで出会い、結婚。横浜に移住しましたが、自然の多い田舎に住みたいと2020年に鳥取・大山へ。ネパールから水晶を輸入する仕事をスタートしました。

ずっと住むこのまちのために

住み続けるうち、ネパールと同じく四季のある大山町も大好きに。「この地域のために、楽しみながら何かしたい」と思うようになりました。そんなとき、小林さんから「スパイスブランドを一緒に作ろう」と声をかけられたのです。

本場のスパイスを直輸入!

ネパールといえばスパイスの本場。小林さんが相談してみたら、ビノトさんは自家用のスパイスを水晶と共に輸入していることが判明!
大山で作るのが難しいものは、ネパールから輸入して、いろいろなスパイスを商品化しよう! という話になりました。

昔ながらの農法で作ったスパイス

しかも、輸入するスパイスは、栽培中農薬不使用。
そしてその理由は…「農薬、買うお金ないから」。
ヒマラヤは段々畑で牛を使って、肥料は家畜のフンや雑草。
「地元はガスもなくて薪でご飯を炊いてる。草も手で刈る。大山も田舎だけど、ガスも草刈機もある!  すごい幸せなこと」と、ビノトさん。

大山スマイルファームのオーガニックと、昔ながらの作り方のヒマラヤのスパイスとの相性も良さそう!
小林さんには、自社に加工場があり、スパイスを粉にしたり、パッケージするノウハウもある。
…だったら、そんなにハードルは高くないかも。
ついに、プロジェクトが動き始めます。

地元の人たちと作戦会議!

商品を手に入れる目処はたちました。そこで、パッケージや商品名を考えるため、町内在住のデザイナー、町内でカフェをオープン予定の移住者、それに大山スマイルファームのスタッフも巻き込んで、作戦会議を決行。
「商品名は、大山とヒマラヤの両方がつくったスパイス&ハーブという感じで…」
「いろんなスパイスの単体だけじゃなく、カレーミックスも作りたい」
「ネパールの家庭で普段食べられているものを…」
「大好きになった大山に、恩返ししたい。もっと大山が良い場所になるように」

会議は地元愛、スパイス愛で白熱!
いくつかの候補から、商品名は「ふるさとスパイス」に決定しました。

ふるさとスパイスに込めた思い

大山とヒマラヤ、2つのふるさとを持ち
小林さんとビノトさん、2人のふるさとへの思いがつながる
そんなスパイスだから、「ふるさと」の名を付けました。

パッケージには、大山とヒマラヤ両方を思わせる山と、スパイスとハーブを ひとつのすり鉢で混ぜ合わせるイラスト。

ルーツは同じでなくても、ひとつに混じりあえば、さらに高め合って、美味しくなれる。

そんなイメージでデザインしました。